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中国輸出の際に必要な関税とは?
健康志向が高まる中国では、健康食品ビジネスが多くの人から注目を集めています。株式会社シンギーでは、その製品開発のお手伝いが可能です。中国輸出を検討する企業様向けに、こちらでは関税についてご紹介します。
中国での関税とは?

中国へ日本製品を輸出すると、輸入した中国側では関税を支払うことになります。関税の種類は「従価税」と「従量税」、そしてその両方を併用する「複合税」の3つです。
従価税の課税基準は輸入品の関税価格で、重量税の課税基準は数量・重量・面積・長さ・容量などにより確定します。
こうした国外から輸入された貨物などに対し、中国の税関が徴収する税金を「輸入関税」と言います。輸入関税は、国内の市場流通価格を増やして自国の産業を守ることが目的です。
中国だけでなく、各国で輸入関税率を独自に定めています。中国の輸入関税の分類は「普通税率」「最恵国税率」「暫定税率」「協定税率」「特恵税率」の5つとなっており、日本からの輸入品には「最恵国税率」が課されます。
関税を管轄するのは?

関税を管轄しているのは主に以下の官庁・機関になります。
国家税務総局
税金徴収の法律法規を企画立案したり、納税システムの整備や管理、税制の国際交流をしたりと、関税を含む税金の責任を負う中央官庁です。
税関総署
輸出入の管理や関税徴収の管理、通関や保税の監督など、物品輸出入業務のすべてを管理する官庁です。
国務院関税税則委員会
財政部が主に業務を担当する総括調整機関です。主に輸出入税則や入国物品輸入税率表の税目、税率と税則コードの調整などを行います。また、税率の期限を決定したり、税率を適用する貨物の決定、関税割当税率の決定なども担います。
健康食品の中国輸出にまつわる基礎知識として、関税の種類と管轄官庁・機構をご紹介しました。中国輸出の際、健康食品という関税分類はありませんので、事前に税関に確認してHSコードを確認しておくと安心です。
株式会社シンギーでは、漢方を得意とした健康食品・サプリメントのOEM受託製造を行っております。小ロットからの製造も可能なため、高品質な健康食品開発をお考えでしたら、ぜひお役立てください。試作依頼や納期の相談、手数料に関するお問い合わせもお待ちしています。
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代表者 | 代表取締役 藍澤 良友 |
事業内容 | 健康食品OEMの受託製造 / 自社ブランド商品の製造、販売 |
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