打錠(錠剤)について
打錠(錠剤)の概要
打錠とは、打錠機と呼ばれる機械で粉末や顆粒等を圧縮成型したものです。
大量生産向きの剤形で、健康食品や医薬品など多彩な分野で利用されています。
他の剤形と比べて製造単価が比較的安価で、一般的な円形から、三角やオーバル状などの形も対応可能です。

打錠(錠剤)の特徴
製造コストが一番安価であり、健康食品・サプリメントの中で最も採用されている剤形です。
成分の容量としては、おおよそ100mg~400mg程度で、打錠の直径は5φ~10φが一般的です。
噛んで食べるチュアブル錠の場合は、おおよそ1000mg~1500mg程度で、打錠の直径は15φ前後となります。
打錠は混合した粉末原料に圧力をかけて成型するため、基本的には混合時の流動性の向上や打錠時の硬度を出すための賦形剤を添加します。
そのため、1粒の中に配合したい成分や原料を60%~70%配合することが可能です。
※流動性や結合性の良い原料の場合、賦形剤をより少なく打錠成型できるものもあります。
打錠は安価に製造できる反面、口に入れたときに原料そのものの匂いや味をダイレクトに感じてしまいます。
その場合、打錠にフィルムコーティングや糖衣コーティングといったコーティング加工を施すことで、匂いや味をマスキングすることができます。
打錠(錠剤)の対応可能な形状

丸錠

三角錠

ラグビー錠

チュアブル錠
打錠(錠剤)を包装可能な容器

アルミ袋

ボトル

化粧箱

PTPシート

三方シール袋

ピルケース
打錠(錠剤)の製造ロット
試作 | 最小ロット | 経済ロット |
---|---|---|
500g~ | 3kg~ | 80kg~ |
打錠(錠剤)の活用例
- 製品の原価を抑えたいとき
- 粉末やエキス末の原料のみで商品を作りたいとき
- 配合する原料の匂いや味が摂取するのに気にならないとき
- 吸湿性の少ない原料を配合するとき
- 配合する成分の合計量が多くないとき
- 圧力や熱をかけても影響の出づらい原料を配合するとき