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サプリメントOEMにおけるGMP認証とは|日健栄協GMPとJIHFS GMPの違い・取得メリットを解説

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基礎知識

サプリメントOEMを依頼する際に注目すべきポイントのひとつが「GMP認証」です。
本記事では、GMPの基本的な意味から、日健栄協GMPとJIHFS GMPの違い、GMP認証工場に依頼するメリットをわかりやすく解説します。シンギーの取り組みも合わせてご紹介します。

カプセル検品の様子 株式会社シンギー 天津工場

GMPとは?なぜサプリメントに必要なのか

GMP(Good Manufacturing Practice)は「適正製造規範」と訳され、原料受け入れから製造・出荷まで一貫した品質管理を行うための基準です。
医薬品だけでなく、サプリメント・健康食品でもGMPに準拠した製造が求められています。
GMP認証工場で製造することで、品質のばらつきや安全性のリスクを最小限に抑えることが可能です。

日健栄協GMPとJIHFS GMPの違い

サプリメント業界では、主に以下の2つのGMP認証が存在します。

日健栄協GMP
日本健康・栄養食品協会(日健栄協)が認証するGMP。原料管理から製造、出荷に至るまでの一連の工程を対象としています。
JIHFS GMP
日本健康食品規格協会(JIHFS)が認証するGMP。工程や規格管理を中心にしたガイドラインを整備しています。

認証団体が異なるため細部の基準は異なりますが、いずれも「消費者が安心して摂取できる製品を提供する」ことを目的としています。
シンギーは日健栄協GMPを取得し、徹底した品質管理体制を構築しています。

GMP認証工場に依頼するメリット

  • 製品の品質と安全性が保証される
  • 行政や取引先に対して信頼性をアピールできる
  • 海外輸出や機能性表示食品の届出において有利になる

特に新規ブランドの立ち上げや大手企業との取引を目指す場合、GMP認証工場での製造は欠かせません。

GMP認証とOEM会社選びのチェックポイント

OEM先を選ぶ際には以下を確認すると安心です。

  • どのGMP認証を取得しているか(日健栄協/JIHFS)
  • 認証範囲(原料受入・製造・包装など)
  • 最新の認証更新状況
  • 小ロットや多様な剤型への対応可否

シンギーのGMP体制と特徴

株式会社シンギーは日健栄協GMP認証を取得した自社工場を運営しています。
500個からの小ロット製造に対応し、錠剤・カプセル・ゼリー・グミ・バーなど幅広い剤型に対応可能です。
品質と柔軟性を兼ね備えたOEMサービスで、安心・安全なサプリメント製造をサポートします。

OEMに関するお問い合わせはこちら

よくある質問

GMP認証がない会社に依頼しても大丈夫ですか?

法的に禁止されているわけではありませんが、品質保証や信頼性の観点からGMP認証工場を選ぶことをおすすめします。

GMPは製薬だけで必要なものでは?

いいえ、サプリメントや健康食品でも品質を確保するためにGMP準拠が求められています。

日健栄協GMPとJIHFS GMPはどちらがいいですか?

いずれも有効ですが、日健栄協GMPは業界内で広く認知されており、シンギーでは日健栄協GMPを取得しています。