サプリメントOEMの費用相場と見積もり内訳|小ロット500個からのケースで解説
サプリメントOEMを検討する際に気になるのが「費用」です。
本記事では、小ロット500個から製造する場合を例に、サプリメントOEMの費用相場や見積もり内訳をわかりやすく解説します。
原料・包材・デザインなどのコスト要素や、価格が変動するポイントについてもご紹介します。

目次
サプリメントOEMの費用の考え方
サプリメントOEMの費用は、製品仕様やロット数、使用する原料や包材によって大きく変動します。
特に小ロット製造では1個あたりの単価がやや高くなる傾向がありますが、初期投資を抑えて商品化できる点がメリットです。
見積もりの内訳と主なコスト要素
サプリメントOEMの見積もりは、主に以下の要素で構成されます。
- 原料費:有効成分や賦形剤など原材料の費用
- 製造費:打錠・カプセル充填・ゼリー加工など製造工程の費用
- 包材費:アルミパウチ、ボトル、スティック包装などの資材費
- デザイン費:パッケージやラベルのデザイン制作費
- 検査費:成分検査、微生物検査などの品質保証に必要な費用
小ロット500個の場合の費用目安
例として、500個ロットで錠剤タイプのサプリメントを製造する場合、
おおよそ50万〜100万円前後が費用の目安となります。
包材やデザイン、検査の有無によって金額は上下します。
費用が変動するポイント
- 使用する原料の種類や配合量(高額素材を使うとコスト増)
- 剤型の違い(ゼリー・グミなどは加工費が高め)
- 包材の仕様(フルカラー印刷や特殊形状でコスト増)
- ロット数(多ければ1個あたり単価は安くなる)
あらかじめ「どこにコストをかけたいか」を整理すると、予算内での製品設計がスムーズになります。
OEM会社選びと見積もり比較のコツ
見積もりを比較する際には、単純な総額だけでなく以下を確認しましょう。
- 見積もりに含まれている項目(包材・デザイン・検査費用など)
- 追加費用が発生する条件(再試作や配合変更時など)
- 小ロット対応の柔軟性
- GMP認証の有無(品質保証)
よくある質問
サプリメントの試作費はいくらですか?
処方内容によりますが、1〜5万円程度が目安です。初回試作費は有料ですが、本製造時に割引される場合もあります。
原料を持ち込むと費用は安くなりますか?
一部可能ですが、規格や品質基準を満たす必要があります。必ずしも全体費用が安くなるとは限りません。
途中で配合を変更した場合、追加費用は発生しますか?
はい、再試作や再設計が必要になるため追加費用が発生します。あらかじめ慎重に配合を決めることをおすすめします。
まとめ
サプリメントOEMの費用はロット数や仕様によって幅がありますが、500個の小ロット製造では50万〜100万円が目安です。
内訳を理解し、見積もりの比較ポイントを押さえることで、適正価格で高品質な製品を実現できます。
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