健康食品広告のOK/NG表現の考え方|言い換え事例で学ぶ薬機法対策
健康食品やサプリメントの広告制作では、「この表現はNGかどうか」で手が止まってしまうことも少なくありません。
NG表現を把握していても、「では、どう言い換えればよいのか」が分からず悩むケースも多く見られます。
本記事では、健康食品広告における薬機法の考え方を整理したうえで、NGになりやすい表現と、それをどのように言い換えるべきかを実例ベースで解説します。

目次
健康食品広告における「OK/NG」を分ける考え方
健康食品は医薬品ではないため、広告では医薬品的な効能効果を示すことができません。
重要なのは「どの単語がNGか」ではなく、「受け手にどのような効果を想起させるか」という視点です。
同じ成分説明であっても、表現の仕方次第で薬機法上問題になる場合があります。
【考え方①】症状・数値の変化を連想させない
症状の改善や数値の変化を示す表現は、医薬品的効能と受け取られる可能性があります。
NGになりやすい表現例
- 「血圧を下げる」
- 「コレステロール値を改善」
- 「関節の痛みを和らげる」
考え方の言い換え例
- 「健康維持をサポート」
- 「日々のコンディション管理に配慮」
【考え方②】即効性・確実性を断定しない
効果の速さや確実性を断定する表現は、誤認を招く恐れがあります。
NGになりやすい表現例
- 「飲んですぐに実感」
- 「誰でも効果が出る」
考え方の言い換え例
- 「毎日の習慣として取り入れやすい」
- 「継続的な摂取を想定した設計」
【考え方③】体験談・口コミ表現の扱い方
体験談であっても、広告として使用する場合は薬機法の対象となります。
NGになりやすい表現例
- 「数値が正常に戻った」
- 「通院が不要になった」
考え方の言い換え例
- 「個人の感想であり、感じ方には個人差があります」
- 「生活習慣を意識するきっかけとして」
【考え方④】専門家・権威性表現の注意点
医師や専門家のコメントを用いる場合も、表現内容によっては医薬品的な印象を与える可能性があります。
注意が必要な表現例
- 「医師が効果を認めた」
- 「医療現場で使用されている」
専門家の関与を示す場合は、開発協力や監修といった事実関係の説明にとどめることが重要です。
言い換え表現を設計する際のチェックポイント
- 医薬品と誤認される表現になっていないか
- 効果や結果を断定していないか
- 第三者が読んだときに誤解を招かないか
広告制作時には、常に「受け手視点」で表現を見直すことが重要です。
OEM製品・インフルエンサー広告での実務対応
OEM製品の広告やインフルエンサー投稿では、企業側の意図とは異なる表現が使われてしまうことがあります。
事前に表現ルールやNG事例を共有し、公開前に確認する体制を整えることで、リスク低減につながります。
よくある質問(FAQ)
NGワードを使わなければ問題ありませんか?
単語単体ではなく、文脈全体で判断されます。NGワードを避けていても、効果を暗示する表現になっていないか確認が必要です。
言い換え表現なら必ず安全ですか?
言い換えであっても、受け手に医薬品的効能を想起させる場合は注意が必要です。
広告表現に迷った場合はどうすればいいですか?
使用を控える、またはOEMメーカーや専門家に相談することでリスクを抑えることができます。


