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サプリメントの受託製造(OEM)とは?流れ・メリット・工場選びのポイント

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基礎知識

サプリメントや健康食品を製造する際、自社工場を持たずに専門工場に依頼する方法として「受託製造(OEM)」があります。OEMは業界でも広く利用されており、企画から製造・包装まで一括して任せることが可能です。本記事では、サプリメントの受託製造の基本、依頼の流れ、メリット、そして工場選びのポイントについて解説します。

受託製造 OEM とは?

サプリメントの受託製造(OEM)とは

受託製造(じゅたくせいぞう)とは、自社で製造設備を持たない企業が、外部の専門工場に製品づくりを依頼する仕組みです。サプリメント業界ではOEMとほぼ同義で用いられ、企画から試作、製造、包装、納品までを包括的に依頼できます。

サプリメント受託製造の流れ

  1. 企画・打ち合わせ: 製品コンセプトやターゲット層、希望する成分・形状を整理
  2. 試作: 味や形状、成分量を調整しながら試作品を作成
  3. 正式見積もり: 製造数量やコスト、納期を確認
  4. 製造: GMP認証工場での本製造
  5. 包装・パッケージ: ボトル、袋、スティックなど希望の形態で充填・包装
  6. 納品: 完成した製品を指定先へ出荷

サプリメント受託製造のメリット

  • 自社に工場を持つ必要がなく、初期投資を抑えられる
  • 製造ノウハウや技術を持つ専門工場の知見を活用できる
  • 小ロットから大ロットまで柔軟に対応可能
  • 法規制やGMP基準に沿った品質管理が可能

工場選びのポイント

  • GMP認証の有無: 安全性・信頼性を確保する基準
  • 得意分野: 錠剤・カプセル・粉末・ドリンクなど形状ごとの実績
  • 小ロット対応: 新規ブランドやスモールスタートに対応できるか
  • 企画提案力: 成分や剤型のトレンドを踏まえた提案ができるか

まとめ

サプリメントの受託製造(OEM)は、自社に製造設備を持たずに製品を展開できる効率的な方法です。依頼前にコンセプトや予算感を整理し、GMP認証や実績を持つ工場を選ぶことで、安心してOEM製造を進められます。

株式会社シンギーでは、小ロットから大ロットまで柔軟に対応可能な体制を整え、初めてのOEM依頼でも丁寧にサポートしています。お気軽にご相談ください。