桑螵蛸(ソウヒョウショウ)

別名:

  • カマキリの卵鞘

カマキリの卵鞘は「桑螵蛸」と呼ばれ漢方素材の中でも珍重されているものです。
卵鞘は卵を包む固定化した泡で、その気泡内はたくさんの空気を含んで断熱効果を持ち、急激な外気の変化や衝撃から卵を守る役割をしています。
小さな卵一つ一つを用いる訳ではなく、この卵鞘ごと素材にするのです。カマキリは春に生まれ、秋には卵を産み死んでしまいます。ふわふわの泡に包まれたカマキリの卵には次の季節へと向かう子孫達の強力なエネルギーが蓄えられているのです。

桑螵蛸はそのカマキリのエネルギーを余さず生かすために卵鞘ごと用いる漢方素材なのです。
晩秋から春にかけて採取し、30~40分蒸らす・炒めるなどして中の卵を殺してから乾燥させ使用します。
たんぱく質・脂肪・鉄・カルシウムなどを含み、甘くて少ししょっぱい味がするそうです。桑螵蛸は「腎」と「肝」の動きを助けるといわれています。

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