冬虫夏草(トウチュウカソウ)

冬虫夏草は中国を代表する優れた漢方生薬のひとつで、古来より愛用されて来ました。特に中国の歴代王朝で、強壮・精力増強、疲労回復、諸病治癒、不老長寿に著効ある高貴薬として、宮廷を中心に常に珍重されてきました。清朝の有名な漢方医学書、呉儀洛の『本草従新』(1757年)には、冬虫夏草は人間のエネルギーを生み出す源で、身体を強壮させると紹介されています。更にこれより早く、チベットの薬物書「甘露宝庫」(1400年頃)に「体の力と失われた精気を回復させる。すべての身体機能を整え、体力や熱の偏重による病気にならない等すばらしい効果があり、副作用がなく、効能の宝庫である」と記されています。チベットで薬物として使われていたものが、中国に伝わったと考えられています。

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